秋の夜長に聴きたいNEWSの曲(ステマ)

だいぶ暑さが和らぎ、夜になると肌寒さを感じる今日この頃。あまりにNEWSとしての活動がないので、NEWSの曲にどれほどいい作品が揃っているのか振り返りたいと思います。
ちょっとしっとりとした秋に合う曲たちを勝手にピックアップ。

【仲秋の名月(今年は9月27日)を眺めながら聴きたい「和」の歌】
・KAGUYA(シングル)
言わずと知れた、NEWSのトンチキソング。ただし歌詞の中にはきちんと竹取物語の一節が含まれており、*1改めて歌詞を意識しながら月を見上げて聴いてみると、手越さんが歌う

あなたが僕を弱くするんだ

に叶わぬ恋に苦しむ男の姿が思い浮かび、胸がぎゅっとなること間違いなし。

・君想フ夜(アルバム「pacific」)
そしてそれと合わせて聴いて欲しい曲がこちら。竹取物語から少し時代が下りますが、おそらく戦乱の時期の男女の恋愛。そして女性を置いて戦地に赴く男性の視点からの歌です。月を見上げて女性との約束を果たすべく、生きて帰らねば……と思う男性の決意が伺いしれます。

君想フ夜 月を見上げる
いつも心に ただ君だけを 思い描く
君想フ夜 必ずここで
待っているよと 君の言葉を 忘れやしない

トンチキでもなんでもない大変かっこいい曲です。三味線と尺八?の音がアクセントになり、ちょっと乾いた声が切なさを演出します。そして手越さんのフェイクがすさまじい。

・I・ZA・NA・I・ZU・KI(アルバム「touch」)
これはシゲアキさんの「口づけを〜♪」が印象的ですが、歌詞としては月夜に逃げる=「駆け落ち」を連想する曲です。ここでも叶わぬ恋に身を焦がす男女の愛が描かれています。

幾千年 時をかけ Let Me Go いつでも
幾千の 恋の行方 Let Me Know 見ていた
あの月に Everything 願いを託し Get Away

いつの日も様々な恋の行く末を見てきた月に、全ての願いを託して逃げる……。これ6人の頃からはテゴマスなのですが、8人の時の草野君の声がたまらなく好きです。

続きまして、
【ハロウィンが近づいてきた!ちょっとムーディーでファンタジックな曲】
・BYAKUYA(アルバム「White」)
言わずと知れた、アルバム「White」の中の名曲!ハロウィンにこれ流して今年の小山さんは何の仮装するのかな……という予想を立てながらお酒を飲むという楽しみ。短い交響曲のような構成がなされていて、世界観に引き込まれます。実際に魅了されたファンである松島聡くんは、ソロで披露してくれました!*2むしろその完成度にNEWS担は脅威を感じました……*3

今宵は満月 虹が出る夜
白昼の光に 星が降る
明日を願った 希望の化身
照らし出す White Night

・Devil or Angle(シングル「チェリッシュ」通常盤)
こちらもファンタジックな歌詞ですが、結構ずぶずぶと深い沼に落ちていった恋愛みたいな感じでダークですね。そして若い声で歌ってるからなかなか痛々しい。ちなみに、この曲と「SHOCK ME」の合わせ技が「pacific」をひっさげたコンサートの一番の見所だった。こういう演出をまたして欲しい。

夜明けに羽根が舞う 天使と悪魔は そう
森の深い場所で眠る

あれは幻想(まぼろし)? それともリアル? 胸にぬくもりだけ残るけど
空には星が白く揺れても 何も答えはしない
こんなにあなたが好きだよ

・Dance in the dark(アルバム「NEWS」
以前アルバム「LIVE」に収録されているDance in the Secretのセルフオマージュといわれています。世界観がまさにファンタジック。

誰も知らず招待状が届く 月明かりTonight, oh baby
扉は螺旋階段の下 左 右の 地下室へ

仮面舞踏会の世界。仮初めの姿で一夜だけの激しい恋情。ペルソナティアモのハスキーな増田さんがかっこいいです。

と、ここまできてなんとなくお分かりの方もいらっしゃるのでは……?NEWSは「月」をモチーフにした作品めちゃくちゃ多いのです。さらに「星」が輪を掛けて多い。

最後に、
【夜空の星を眺めながらお酒片手に聴きたい歌】
・Say Hello(アルバム「touch」)
ジャンキーなポテトとシャンディガフ飲みながら聴きたいJazzyな曲。これは曲中盤がいい味出している。これは初期NEWSにとって冒険だった曲で、この年になってから彼らがまた歌ってくれると新たな味が出るんだろうな〜。ちなみに宝石魂で歌っています。

今日一日が素晴らしく過ごせるように
I wish・・・I wish・・・

ここで急にペースダウンするのが面白い曲です。軽快なピアノと金管楽器が楽しくなります。

・Sweet Martini(シングル「チュムチュム」)
やっぱりマティーニを夜景の綺麗なバーで飲みながら聴きたいですね。歌詞は恐ろしくストレートな曲でしかもアバンチュールじゃなくて叶わぬ恋!

会うたびに 好きになってしまうんだ Like a drunk
許されるのならば 止めたくない

胸に秘めたこの思い もしも打ち明けたのなら 全てが壊れてしまう
Can' t do it I know I know I know but I can't Oh no
叶わぬ恋と知っていても

壊れそうな危うい所で保っている主人公。カクテルのマティーニは「カクテルの中の傑作」と呼ばれるほどのもの。君はSweet Martini baby…といわれる女性はどんなにか魅力的なのでしょうか。とにかくNEWS4人の声が甘くてでも感情を最小限に抑え込んだ禁欲的な歌い方で素晴らしいので是非!

・アリバイ(アルバム「pacific」)
これもカクテルがいいな。これは最終的に女性をなだめてご機嫌にさせなきゃいけないから、ちょっといじわるしてロングアイランド・アイスティ(ものごっつ度数高い)を飲ませる感じ。もちろんお持ち帰りで。コヤシゲがリードボーカルでテゴマスがコーラスに入っています。恋人の浮気を疑う女性に対し、実は誕生日に渡す指輪を内緒で買いに行ってたんだという非常にオシャンティな曲です。コヤシゲ担にはたまらん案件の作品です。「増田」「手越」と歌詞に名前が入っていますのでよりリアルにコヤシゲの彼女になれる!妄想ができます。私もした。シゲアキさんのちょっとこもった声と、普段聴けない小山さんの男臭い声が聴けます。

君の笑顔のために 今日も男達はがんばってる
君は僕のココロに 手錠を掛けてしまったから

骨抜きにされます。

・Forever(アルバム「color」)
これは赤ワインでしょう。アンプラグドのForever(アルバム「LIVE」)がさらに素晴らしい。初回盤DVDにはその歌っている模様も収録されているので是非。クレジットの字幕が流れるBGMがこれ見ながらお酒が飲めます。それぞれメンバーがプロポーズのような歌詞を歌ってくれる歌割りになっているのが見事ですし、恐ろしくオシャレです。

You're my precious baby 愛しくて
Can't stop thinking of you 君だけ
心の真ん中にいるから everyday, every time, Forever
You're my precious baby 初めて 迷わずに誓えるから
ずっと I will love you Forever

うっとりとします。

そして…
シリウス(未発表 ウイングMissスレンダCM曲)
大本命です。というかこれのためのステマ

このまま時を止め 夢のまま 居られたら 結ぶ星座のように 君をずっと離さない

正統派ラブソング。そして星モチーフ。スクリュードライバー(あなたに心を奪われた)を飲みながら。ユニゾンのサビ部分しか聴けていませんが、きっと音源化してくれるはずです!シリウス冬の大三角形の一部。冬に音源化されることを願って……。


ということで、オシャレなNEWS曲掘り出したら多いんです。トンチキソングばかりではありません!他担の方も是非聴いてみて下さい♪

*1:かぐや姫を形容する「きよらなる」という形容動詞は最上級の美しさの形容である云々……

*2:ありがたや。

*3:ダンス頑張ろう

前のめり〜「僕」と「君」の時間軸〜 

松井玲奈ちゃん卒業おめでとうございます。

SKE48 18th single「前のめり」typeCとtypeDを購入しました。48グループのCDを購入したのは初めてです。*1
もともと松井玲奈ちゃんの雰囲気と汗だくで踊っているけれど涼しげという不思議さと首筋のキレイさ、そして写真写りのモード感がたまらなくて好きだったんです。その彼女が卒業すると聴いて、最後のシングルは買おうと思った次第です。今回はシングル「前のめり」のみについてつらつらと書きます。にわかなので、ファンの方に叩かれないようにこっそりと……。
そしてあまりに長くなりそうなので、玲奈ちゃんソロの「2588日」に関してはまた改めて。

*1:前に携帯でAKB48teamKのマンモスをダウンロードしたことはある

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少年達が大人になるとき。

夏の終わりは感傷的になりますね。(もっともらしい理由を付ける。)
ちょっと前にぼそっと呟いたのですが、ジャニーズの子達(特に平成生まれ以降)は反抗期というものをちゃんと辿ってきているのだろうか……。とふと思います。幼い頃から社会に晒され、我慢することを覚えながら夢に向かって頑張っていく彼らのすれた姿とかアイドルとしてはいらないのだろうけれども。

その点、反抗期バリバリの時にグループ結成されたのがY&JでありNEWSも例に漏れずだったと思っています。あの時の彼らは一番刹那的でとんがっていてピリピリしてた。しかも、それを通り過ぎたお兄ちゃん且つJr歴も上の子が一人もいなかったのがあの当時の気まずさにあるのでしょうね。でもグループカラー白でキラキラしてた。
純白の衣装を身に纏いつつ、ふとした瞬間に魅せるほの暗さ。その不安定さがアイドルだな〜と思うわけです。
そして彼らは少し落ち着いてアイボリー調のオーガニックさに刹那を含ませつつ生きていって。
今はいろんなものふるい落として驚きの白さ!みたいになっていますが、この過程完全に人間の人生のターニングポイントと繋がっている気がします。

十代後半   第二次反抗期
二十代半ば  環境の変化(結婚、出産、転職)
二十代後半  腰を据えてマイホーム 

そしてそれを全て表に出ちゃってるんだよな〜。V6 嵐 JUMPは出てないんですよね。これが決定的に違う点だと思うし、この王道バレーボールユニとは違うアプローチと違うフィールドで生きていかなきゃいけない運命なのだよ。

でもね、NEWSは腰を据えて一戸建てのマイホームじゃなくて、いつまでも世界を飛び回ってアバンチュールにふけるちょっとチャラいが根は純情なエロやかお兄さんでいてくれると嬉しい。そして心にいつまでも十代の時の反抗期だった刹那的で不安定で、でもキラキラ輝いていた少年達を住まわせて。ちゃんと最後には分譲のオシャレなシェアハウスマンションに帰ってくる。

というわけで何が言いたいかというと、下半期期待しているからね!ってことです。Sweet martiniとメガロマニアでちょっと見直したから、そのまま大人な秋のNEWSを待っています。