NEWSのアルバム「NEWS」!!

ライブの印象まで入っちゃったけれど、とりあえずアルバム曲について。コンサートについてはまた改めて。

compass
https://twitter.com/fumitan3111/status/358202443827384320

めちゃくちゃ感傷的になっているような文章だけど、全く!おんなじ土俵に立って勝負できる関係って少年漫画的ですごく嬉しい!非常にかっこいい言い回しのオーバーチュア。4人の覚悟を明示したことである意味過去の感情との決別がはかられた1曲目では。


WORLD QUEST
絶対CDで聴くよりも生のほうが迫力あっていいだろうなという1曲。CDはさらっとしているので若干物足りない感が今回のアルバムのラインナップから考えて否めないが、泥臭い歌詞を爽やかに歌う才能はさすがNEWS。


☆4+FAN
わくわくするようなCLAPにN!E! W! S!のコール!楽しい。

今ここにある ファンタスティックな愛見えるだろう
ありえない夢の続き 君と掴みたいから

夢の続きという表現が好きだな。すごくプラス思考で、明るい未来が待っている感じ。前作のアルバムLIVEにも似ているし、weeeekももちろんオマージュとして挙げられるんだろうけれど、前作のD.T.Fの感じにも既視感ならぬ既聴感を覚える。そしてライブの感じもD.T.Fのようなノリだろうと期待しております。


☆渚のお姉サマー
恐ろしい完成度。何でシングルにしなかったのでしょうか?不思議でたまらん。
言葉の使い方もうまいし、キャッチーで覚えやすいメロディだし、エロいの含めてちょっと変なところが、NEWSの変な曲担当としては大好きです。歌割りも歌詞を考えてそれぞれぴったりなところを歌っているし、どの曲よりも増田氏の声の調子のよいこと。ピッチも高いし*1かわいらしい声出すし、そして手越さんの上ハモが高すぎてもう男子の枠超えているよ。テゴマスの曲は口癖のように多幸感多幸感と叫んでいて、NEWSの曲ってどちらかというと切ねえ……となる恋愛観の歌が多いのけれど、今回のこの曲は珍しく恋愛成就な歌ではないがちょっぴり切ないけれどなんか幸せってなるからイイネ!多幸感!


ポコポンペコーリャ
みんなのうたで歌いましょう!カルボナーラ(シゲアキさん)とフィレステーキ(小山さん)とピザ(手越さん)とおにぎり(裸の大将)というアイテムをそれぞれ持ってコックさんの格好で歌いましょう!(一人リュックに…以下略)実際それよりかわいくて高度な振り付けで歌われたにでNEWSさんが何枚も上手だった!

☆恋祭り
これは、C&Rの曲でしたね。雰囲気で楽しむタオル振り回し曲。一つだけ、すごく気に入ったフレーズが最後の、
「思わず叫んでみたけれど 君の'手前で' 花火にかき消された」
この「手前で」という表現にもっていかれた。相手への気持ちを表した「音」が手前でかき消される。まさに手前で花火にセンターフライとしてとられてしまったんだという遊び心のある切なさ。

☆Greedier
greedy「どん欲な」とかそういう意味の比較級がgreedierですかね。勝手に君を守るためにもっと僕は勇敢になる!的なすごくbraveちっくな単語かと思ってた…。今調べて知ったよ。
君の笑顔をずっと見ていたいと思って 僕は少し欲張りになった。
という感じでしょうか?何それすごくかわいい。「今ちょっと欲張りになっちゃった」って言うんでしょ。かわいい。コンサート行く前にちゃんと調べとけばもっとこの曲にキャーキャー言ってただろうよ…。曲調はsupernaturalとか、forever寄り。

☆ベサメ・ムーチョ〜狂おしいボレロ
スペイン!ということで、愛のマタドールの世界観ですが、イントロとアウトロで繰り返し流れるフレーズがI・ZA・NA・I・ZU・KIになんとなく似ている気がします。小山さんに「やわらかい宝石」って歌わせるとか勝訴!!しかしながら、不倫だめ絶対!!とか小山さん言っているのに、この曲明らかにそれでしょうよ。増田さんの大サビ最高だけど、歌詞の内容考えたらおおぅ…ってなるよね。半音進行万歳。しかしすごくエキゾチックできれいな歌で、これを歌いこなせるNEWSさんたちはもう大人の男性なんだなとしみじみ。

チャンカパーナ
もう、これを聴いたら家族全員自然に口ずさむようになりました。そしてベサメ・ムーチョからのエキゾチックくくりですごくスムーズな曲順。
この曲に関しては、以前のエントリーで思いの丈をぶつけているのでこちらにて。
「願いを込めたフルスイングで。」
http://fumitan1205.hatenadiary.jp/entry/20120911/1347330399

☆Dance in the dark
イントロがかっこよすぎて、なんとなくモーニング娘。の「女と男のララバイゲーム」を彷彿とさせたのは私だけかな。。真夜中に届いた一通の招待状。月明かりに導かれて目指すは螺旋階段の下の地下室。仮面をかぶった面々が出会い一夜だけの愛を交わす…。ペルソナラップのハスキー増田と、シゲアキさんのoh babyと小山さんのオクターブ下でのハモリと、エフェクトあえてかけた常人離れした高音手越さんという4人の声フル活用。ダンスもさることながら、歌声を聴く点においても申し分ない楽曲であったため、ライブのパフォーマンスも最高でした。ちゃんと聴かせてくれたのが嬉しい。前回のダンシンインザシークレットを余裕で飛び越えてきました。アップデート。

HIGHER GROUND
曲聴いただけじゃ、あまりピンとはきませんでした。むしろほとんど聴いてなかった。でも、今回これはライブの生で活きる歌だった。青春の挫折を繰り返し高みを目指す姿を生き生きと描く手法ですが、これはNEWS自身にというより十代や夢を追いかけている世代に届ける応援ソングにちゃんとなってますね。小山さんの声から始まるこの緊張感が何ともいえない。フルスイングから少し時間がたって、しゃんと背筋伸ばしてさあ行こう!って感じの少年ジャンプな曲。

☆フルスイング
チャンカパーナ同様、以前のエントリーにて。

☆CRY
これもHIGHER GROUNDと同じ。応援ソング。smile makerの裏ソングな感じ。笑え!って言われるけれど、そんな簡単に笑えないよね〜。やっぱり泣いてその後強くなればいい。私が好きな風味堂の「ナキムシのうた」と同じメッセージ性が込められています。単純な曲調そうに見えて、意外に歌うの難しそうですよね。


アルバムとして見ると、アップデートでありつつメッセージ性が強いから、曲自体を聴くよりは彼らの物語をなぞるようで、異色ですね。前までのとは比べることができないし、何より前回のLIVEが秀逸すぎるから、正当な評価はこの後のアルバムにかかってるのではないかな。しかし、中盤の曲たちはやっぱりスキルアップしている彼らの歌唱力に見合うすばらしいものでした。さあ、コンサートの感想を書こう!

*1:小山さんのオオサビのピッチがいつも気になるのだけれども