諸刃の剣

最近ずっと私の心の中でくすぶっているものがあって…。
多分不快に思われる方もいらっしゃると思うので隠しますね。

この間のしげあきさんと後輩さんとのやりとりで、今回みょーじょーでも話が出ていますけれども。後輩さんの言葉の表現にちょっと違和感を覚えたしげあきさんの疑問から始まった話。彼自身、貶めるつもりで言ったわけでもなく単純な疑問として感じただけであるということだと雑誌でも言っていて。「日本語を見つめ直すいいきっかけ」とも。

この一連の出来事「二重に日本語の微妙な解釈のズレ」が胸にグサリと突き刺さりました…

①しげあきさんと後輩さんの言葉のズレ
確かに言葉に敏感な人はあれって思うかもしれない。まるやまさんも言っていますが、「勝手に」って前につけたら何にも問題ないんですよね。このたった一言前に添えるだけで全然違う。そして、人の主観にもよって受け方は違うわけです。しげあきさんと後輩くんの間であった一つ目のズレ。

②リスナーさんとしげあきさん言葉のズレ
ストレートに疑問を話す彼の口調は、バラエティでも鋭利な角度で入ってくるため、真っ当に的確にあけすけに言葉が飛んでくる印象を受けます。これが時に機知(ウィット)に富む印象として好意的に受け取られる場合と、生意気なとマイナスに受け取られる場合とある。今回後者の受け取り方をされたことで起こったんですよね。

書き言葉は下書きすることができるけれど、話し言葉は始めから本番でこれが一番怖い。口に出した瞬間に全てが決まります。
このエピソード一連を見守っていて、私も人事では済まされないなと思ったのと、実はこういう経験仕事柄腐るほどしているので、身にしみてグサリと突き刺さりました…。言葉は特効薬にもなれば諸刃の剣にもなり得る。

この世界で存在感が大きければ大きいほど、発言した言葉に世間は敏感です。今回のことは、彼のラジオがいろんな方に聴かれていたことと、twitterの浸透力、そして何より彼自身の肩書きが相乗効果を成し、そして言葉の一番デリケートな所に触れた出来事でした。

でも彼が敏感でヒリヒリした感覚を忘れてしまったら、もう書けなくなってしまうと思うので、これからももっと言葉を磨いて洗練していってNEWSで機知に富む発言をして欲しいです。それがNEWSをもっと輝かせるわけだから。