10ve anniversary.

ファンタスティックな4人組。

真っ白な服に身を包み
一人はスケートでくるくる回り
一人は素敵な歌声で人々を魅了し
一人はドラマで一躍脚光を浴び
そして一人は彼らそれぞれの名前を世間が覚えてくれるようにと先頭に立って言葉を紡いだ…。


10年って長いですね。中学生だった私が社会人になっているんだから、10年一緒に歩んできた方はもう彼らが人生の1部となるんでしょうね。
私がNEWSを応援し始めたのは6人になってからです。そして、この目で6人を見ることは叶わなかった人間です。

彼らの何を好きになったかって、歌ににじみ出てくるそこはかとない切なさと寂寥感。
いつまでも続いてはいかないんだよ。っていう日本人独特の無常観をなぜか永遠の少女性少年性を体現するアイドルに感じていたんです。
おそらく多くのファンにとって不安要素しかない状況や歌声に逆に惹かれた珍しいケースの人間だと思います。

だから、2人が抜けたときに「ああなるほどな」と同時に「この感覚がなくなっちゃう」と思いました。
私が好きだったのは、どこか儚げでどこか切ないNEWSだったから。それを演出してくれていたのは、他でもないちょっと鼻声で飄々としている風のような存在である山下さんだったから。

増田さんが4人になって初めての秩父宮で泣きながら、山下くんと錦戸くんの代わりに歌うことはプレッシャーだったという旨を話した時に、彼は私が感じている感覚を歌う当事者として一番感じていたのではないかなと思ってしまったら、もう本当に苦しくて切なくて。。
6人で歌った曲をこれからも歌い続けていくことの難しさってそこにあるんじゃないかと思います。

4人になった時、彼らのFighting manを聴いて「なくなっちゃった…」って感じました。

でも、歌声は確かに儚さや寂寥感を失ってしまったけれど、彼らは「自分たちの物語」としてそれを曲の中に封じ込めることになったんですよね。「エンドレスサマー」も「さくらガール」もそして「Share」も。これらを歌うと否応なしに6人の頃を思い出す。切なさと寂しさを持って。それは永遠に変わらない。

私はそれに気づいたときに、ああここに6人だった頃はちゃんと残っているんだと思って、また彼らを見つめていこうと思いました。


「同じ星が今見えるなら」あの頃はこんなふうに思っていたね。
https://t.co/pw1QYUb5Dp
https://t.co/Aj1Uc4OBQy

6人をつなぎ止めるのはどこから見ても同じである空の星だった。


それから時がたって、シゲアキさんが同じことを歌いました。
「同じ星が今見えるなら」
同じ方向を見て、同じ空間を共有して、そして同じ舞台に立っていくんだ。



ファンタスティックな4人組。

真っ白な服に身を包み
一人は抜群のセンスでグループを彩り
一人はエースとして先陣をきって走り出し
一人は胸に秘めた思いを言葉にして表現し
そして一人は誰よりも他の三人とそしてそのグループを慈しむ



そんな彼らをこれからも見つめていきます。

以前書いていたの言葉を最後に。

にうすのイメージはやっぱり白かなと。光は加法混合で三原色(赤青緑)をどんどん足したら白に。色は減法混合で(プリンターの黒以外)三原色で全て混ぜたら黒に。4人が化学反応を起こして加法混合できらきらした光になることを願います!たまにカッコいいブラックな面も出してくれたら完璧!にやり。

「光」は足していって白になって、色は引いていって黒になるんですね。

一人でいるより、二人でいるより、ずっと4人でいるときが輝いている、そんなグループになっていってほしいなーと願っています。

10歳おめでとう。